キハ183-503①
なにを思ったか、いきなりキハ183をいじってみたりしてます。
↓きっかけはこいつ。
kitcheN製、キハ183系500番台車用新鮮外気導入装置と専用ベンチレータです。
実は、しばらく前に知人よりサンプルとして預かっていた物です。うちでインプレしようなんて話だったんですが、ダラダラしているうちに量産品が発売になってしまいましたね。ちなみに、量産品には内幕式ヘッドマーク仕様貫通扉などのエッチングパーツも付いて945円です。
このパーツ、ホワイトメタル製で寸法、各部のディテールが非常に秀逸です。ベンチレータにリベットまで付くとは思わなかったです。確かに実車はこうなってます。
過去には自作で賄ったりしてましたが、ようやく決定版的な部品が発売になりました。キハ183系好きにはお勧めの一品です。
今回はこれを使用して、昨年廃止になった「まりも」号の釧路行き最終列車に連結されていたキハ183-503を製作してみます。
ま、パーツインプレなんでキハ183-1500とかキハ182-500の方が楽なんですが…マゾなんです。
つまらん前振りはさておき、実際の作業に入っていきます。
↓まず、キハ183-1550を1台、廃車のキハ182-550を1台用意します。
キハ182については、床板とトイレ付近の車体が生きてればゴミ同然の物でもOKです。
↓早速、キハ183の妻面を切り落とします。
↓切り落とした妻板の裏側をきれいに整え、車体内寸の幅に切り出した補強板を装着します。
↓トイレ側のお尻を切り落としたキハ182に、上の妻板を装着します。
↓今度はキハ183の先ほど妻板を切り取られた部分を仕上げて
↓ドア部分を客室窓の端で切り落とします。
↓この部分の切り口も仕上げます。
↓仕上げたら、前後逆にして先ほど作ったお尻の部分と接合します。この際、妻板からドアまでの寸法は12.2mmになるようにします。
やべ、なんか曲がってる…。正確に接合しないと雨樋が曲がります。
これでユニット化した車体後部が出来ました。
↓これを、長さを調整したキハ183の切れ端に接合します。
↓接合したら、剛性確保の為に裏張りを貼ります。車体裾まで持ってくると床板に干渉して邪魔なので、この程度の高さ(ガラスパーツ最下端の位置)にしておきます。
↓あとは接合部分をツルツルに仕上げていきます。
とりあえず車体は置いておいて、側面ガラスの作成を先に行います。
↓こんな具合でぶった切ります。
↓切り口を直角に仕上げて接着します。
普通の流し込み用接着剤で接着しますが、接合時に高い圧力を掛けて隙間が出来ないようにします。強度はそれなりになりますので、無茶な扱いをしなければ問題ないと思います。
また、接合が完了したらドアガラス部分を切り落とし、保管しておきます。
↓出来たガラスを車体にあてがい、方向幕の穴を開けます。
↓左右ともにガラスがぴったり嵌まるか確認します。
この辺りまで来ると、だいぶそれらしくなってきました。
このままぶっ続けで作業しましたが、一旦記事を分けることにします。
次は屋根をやっていきます。
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