HOのコラ1を組んでみる
またちょっと間が開いてしまいました。
↓ある日、お仲間の会合の席で預かって来ました。
「組むヒマないからヤフオクで売って♪」と持ち主様。
うーん勿体ない…「なんなら俺遊んでから売ってもいいっすかね?」
「いいよー」
というワケで遊んじゃいます。
↓部品を引っ張り出してみます。厚手のエッチング板と謎の部材たくさん。
↓説明書の図面を頼りに、端梁と側梁をくっつけます。
何の手がかりもない&側梁がねじれてると、早速バラキットの洗礼を受けますw
↓歪み取りをしつつ、床板を取り付けます。
ちなみに実物にはこの床板は無く、緊締装置部とコンテナの脚部が載る部分に梁が渡っているだけです。汎用の2段リンクを取り付けられるようデフォルメされているようです。
↓コンテナの脚台部分を取り付けます。
こちらも当然のように手掛かりなし。
↓裏側から中梁と横梁を取り付けます。
実車の中梁はハット鋼、横梁はチャンネル材なので結構違いますが、何故だかイイ感じに見えます。
この段階で、コンテナ脚台の補強材や標記板等を取り付けました。
これでとりあえず本体は完成のようです…
次にディテーリングに入っていきます。
↓別売りのブレーキテコセット。
↓うーん…わけがわからんw
↓なんとか形になりました。
実車資料を参考に、ブレーキ貫通管も追加してみました。
このコラ1、末期には多くが北海道内に閉じ込められて運用されていたようです。
その時代の写真を見ると、ほぼ例外なくステップが大形のものに交換され、なおかつ可動式の手摺(チキ車等と同じような物)が追加されています。
せっかくなので、オリジナリティーを出す為にもこの部分を追加工で作ります。
↓左が自作した大形、右がノーマルのステップ。
↓取り付けた所。
↓手摺と握り棒も自作の上、取り付けました。
↓ブレーキ制御弁から貫通管までの配管。
調子に乗ってロスト製のちりこしとコックを追加してます。
↓最後に緊締装置周りの取り付け。
作用ロッドと緩解テコも追加しました。引きバネはあまりに華奢になってしまうので省略しています。
これで本体は一丁上がり♪
次は7000形コンテナです。
↓キット状態。なんか安心できますね(笑)
↓接合面にバリが立っているので、きれいに削っておきます。
↓上の合わせ目を接合、屋根板を落とし込んでしっかりハンダ付けします。
↓床板。付属のぶっとい真鍮線を4辺に適当に付けて…
↓底部に落とし込んで仮付け。
↓位置が決まっていればしっかり接合して、真鍮線を取り除きます。
↓次に緊締台の部分を取り付けます。
↓最後に脚の部分に角板を付けて一丁上がり。
↓エッチングのエッジが立ち過ぎなので、全体を軽くペーパーで磨きました。
↓コラ1と組み合わせてみます。
さて、この流れで塗装してしまいます。
↓貨車、コンテナ共々洗浄し、下地塗装します。
この車両、「裏側」に当たる部分がないんで結構大変です。
↓コンテナを淡緑3号で塗りました。
↓貨車は赤3号で。
↓で、コンテナにはインレタが付属するんですが…
貼る面はボコボコなわけで…JNRマークを1個貼った時点で挫折しましたw
↓ですので、デカール作りました。せっかくなので「国鉄コンテナ」標記の仕様にしてあります。
↓標記に合わせて、コンテナを黄緑6号で塗り直しました。
色調は手持ちのTOMIX製C31に合わせました。
↓デカールを貼り付け、クリアコートします。デカールでも結構大変…
これでコンテナは完成です。
↓お次は貨車の続き。ブレーキ関連の機器その他に色差しします。
↓別途塗装しておいた軸受部分をネジ留め。
↓構造上ネジが上面に露出しますので、車体色を差しておきました。
↓できたー
2軸貨車の中でも飛びぬけて大柄ですので、なかなかの見栄えです。
↓完成写真です。
で、すぐにオークション出品…ちょっと惜しかったり(笑)
どなたか気が向いたら買ってやって下さい。キットの持ち主と私がよろこびます。
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