キハ56カーペット車③
前回で車体の加工が終わりました。
引き続いて屋根板の加工を行います。
↓まず、1番前と後ろのベンチレータ取付穴を埋めます。
上が種車、下が加工したものです。
ちなみに、キハ56セット付属の車両を種車に使う場合は1番前のベンチレータは付いていないので後ろ側のみの加工になります。
次に、この車両は後付けの発電装置が積まれていた為、機械室屋上に排気管が追設されています。
↓こんな感じにプラ材で作りました。
当初はエッチングパーツを貼り付けただけでしたが、変に出っ張ってしまう上、まるで立体感がない仕上がりになってしまったので加工し直しました。
次に、殆どの平窓キハ56は後年に屋上の水タンクが交換されていました。
↓というワケで、在庫部品から引っ張り出してきたのがこちら。
↓このタンクをちょっとだけ加工します。
肌荒れがあるので面出しするのと、手摺(吊り環?)の別体化を行いました。
↓加工が終わったら早速取り付けます。
タンク脇の手摺とベンチレータも取り付けます。
これで屋根の加工も完了しました。
↓仮組みしてみます。
奥には2番編成もいます。
さて、塗装作業に入りましょう。
↓洗浄とプライマー処理後、車体の下塗りを施します。
その下塗りには、Mr.カラーのクールホワイトと黒を混ぜたものを用いました。かなりしっかり塗り込んであります。
↓続いて、クールホワイト→普通のホワイトの順で塗り重ねてあります。
これで車体のベース色の吹き付けが終わりました。
↓次に屋根板も塗ります。こちらはグレーですので、下塗りなしで塗りました。
おおよそ製品の色調に合わせておきました。
さて、いよいよ車体の塗り分け作業に入ります。
↓まず側面をマスキングし、帯色のライトグリーンを吹きます。
今回はマスキングが煩雑になるのを防ぐ為、前面と側面で別々に塗装することにしました。
ライトグリーンは、クレオスのルマングリーンをそのまま用いています。
↓次にライトグリーン帯をマスキングして
↓窓周りのグリーンを吹きます。
↓テープを剥がします。イイ感じです。
↓次は別途前面をマスキングして緑を吹きます。
側面以上に丁寧な作業を行うよう留意します。
↓そこそこきれいに塗れました。
↓2本分塗れました。
次は標記類の取付やガラス等の艤装関係を行い、とりあえず完成に持ち込みたいと思っております。
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コメント
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こんばんは。
以前はインレタの質問に答えて頂き、ありがとうございました。
質問があるので、お時間があればお答え頂けますでしょうか。
瞬間接着剤を用いて窓埋めをし、やすりがけ→洗浄→プライマー→下地
という流れで作業をしていらっしゃると推測しているのですが
窓埋めに隙間が生じたということが下地塗装後分かった場合、どのような手順で埋め直し、塗装されているのでしょうか。
ご教示いただけると幸いです。
投稿: 急行すずらん | 2015年10月18日 (日) 21時53分
急行すずらん様
コメントありがとうございます。毎回お返事が遅くなってしまい、大変申し訳なく思っております。
ご質問の仕上げの件ですが、下地塗装後に隙間があった場合にはその部分に瞬間接着剤を充填、下塗り前と全く同じ手順で仕上げ、また下地塗装を施しています。
一旦塗装を全部剥がして仕上げ直しという向きもありますが、プラの場合、剥離するにもリスクが伴いますので私の場合は上記の方法を採っています。
これまで製作したもので、不具合が出たこともありませんので別段問題はないと思います。
ご参考頂ければ幸いです。
投稿: おまつ | 2015年11月 4日 (水) 23時11分
おまつ様
お返事ありがとうございます。
大変参考になりました。
インレタの件も兼ね、本当に感謝しております。
投稿: 急行すずらん | 2015年11月28日 (土) 15時26分
急行すずらん様
忘れたころのお返事で申し訳ございません…
また不明な点がございましたら可能な限りお答え致しますのでまたお問い合わせ下さい(^^)/
投稿: おまつ | 2016年5月24日 (火) 23時45分