マヤ50 5001を作ろう①
関東では30cmクラスの大雪だそうで…札幌近郊でも30cmは辛いですよ。事故にはくれぐれもお気を付け下さい。基本すり足で歩くのが転ばないポイントです。
さて、前回の予告通りの変わったヤツです。
↓これ。
マイクロから製品化されやしないかビクビクしてましたが、その気配はなさそうです。
これを現行仕様のマヤ50 5001に改造します。たぶん大変…というかこの記事を書く前に相当迷走しました。
↓中身。
TOMIXのオハフ50を芯にして外板のみ貼り付ける構造です。
従って、非常に薄い洋白エッチング板となっています。
↓種車のオハフ50。
用途は車体の芯になるだけですので、旧製品で十分です。
↓車体のみにしてエッチング板と並べてみます。
すっかり姿形が変わってしまっています。
じつはここに至る前、キットを使わずオハフ50の改造で何とかしようとしましたが、エッチング外板を改造した方がラクという結論に至りました(汗)
↓車体部分を切り出します。
ここから、スヤ→マヤ化の改造を順次行います。
↓まずここ。
機器搬入口のある側の側面の右手にあるHゴム窓のHゴム部を削り取ります。
↓次に元の便所窓も同様に処理します。
↓上の写真で判る通り、ルーバーがヘナヘナなので一旦撤去します。
後ほどプラ製のパーツを作成してはめ込む事にしましょう。
↓先の便所窓をルーバーにする為、フチを付け直します。
材料はt0.1の洋白ですが、もちろん真鍮の方が加工しやすいです。
↓最初に加工した窓も一旦板で塞ぎます。
↓裏打ちし、このような形状に抜きます。
上段がHゴム窓、下段がルーバーになります。
Hゴムも貼り付けで表現したい所ですが、うるさくなりそうなので後ほどの塗装で表現する事にします。
↓次は機器搬入口。このままだと繋がっているのがバレバレで格好悪いので
↓一旦取っ払ってしまいます。
もちろん外したフタは取っておきます。
↓最後に、両サイド5か所ずつ、縦方向にレンズ状のものが追加されていますので取付穴を開けます。φ0.9で開けましたが、もう一回り小さくても良いかもしれません。
ずれると非常に格好悪いので、位置決めは慎重に…
↓これで平板のうちにやっておく改造は終わりです。
こんな薄いエッチング板を改造なんて…と思いつつやりましたが、案外何とかなります。
少なくとも種車の窓埋めと開け直しを繰り返すよりはラクです(笑)
↓慎重にじわじわと曲げていきます。
この段階ではねじれがないかチェックしておきます。
↓下ごしらえ中のオハフ50。
窓が繋がっているのは上記の迷走の爪跡です。
とりあえずは側面をフラットに削っておきます。
↓削った車体を合わせてフィッティングを見ます。
妙な傾き等がないか確認しましょう。
↓ここで種車の顔部分を切断します。
現物合わせでざっくり行ってます。
↓こんな具合で組み合わせられます。
フィッティングを確認して、エッチング板の折り目や継ぎ目にハンダを流しておきました。
↓検測装置のエッチング板。
ハンダで付けられるものは付けておきたいので、車体を形にする前に検測装置を付けてしまう事にしました。
↓ひたすら切り出して組立て…
…と思いましたがワケが判らなくなりそうだったのでこの方法はこれでやめて
↓切り出した順に組立、取り付けまでやってしまう事にしました。
形状とエッチングの具合の関係で、若干合いが良くない印象ですが頑張ります。
今回はここまでです。
癒しのおまけ。
今週、わんこがウチにやってきます。
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