キハ160で遊んでみる①
さてさて、前回ちょっと触れていた手の掛かるヤツの登場です。
↓じゃん♪いっぱいあります。
キッチン製キハ160です。今回3つもあります。
まぁ言うまでもなくデビュー時の標準色、日高線色、ハイブリッドの3種をやってしまおうという魂胆です。
↓キット内容。
エッチング板折り曲げの車体、ホワイトメタルの前面、エッチングの幌枠のみのキットです。
で、今回のコンセプトなんぞ。
1.動力装置は市販完成品同様、床下に収める
2.簡易な内装付き
3.ヘッド/テールライト及び室内灯点灯
4.基本的にフルディテール
5.色々無理して頑張る
6.こいつと並べて違和感のないように
…といった所です。遊んでみるというタイトルとは裏腹に、結構本気だったりします。
早速、実際の作業に入っていきます。
↓各種の加工に入る前に、構体をハンダ付けしていきます。
3台分なので、1つの工程に3倍掛かります。意外としんどい(笑)
次に手すりを別パーツ化する為、エッチングされているモールドを削ります。
↓ノミやモーターツールでせっせと。
↓で、削った後に穴を開け、手すりを植えます。
いつもφ0.2真鍮線を用いていますが、強度確保の為にφ0.25燐青銅線を用いています。
そして、ここで何か足りないような気がして資料をめくると。
乗務員扉がへっこんでる…。気になりだしたら止まらねぇ。
幸い、メーカーのキッチンさんで「NDC用パーツ集」というものがリリースされており、この中に乗務員扉が入っているので速攻で発注します。
↓すぐ届けて頂けました。ありがとうございますm(__)m
こんなパーツです。キハ160だけでなく、その他各種のNDCに使えます。
↓手すり共々ハンダ付けします。
あんまり変わり映えしないような気がしますが、やはり完成時に違ってきますのでここは頑張る事にします。
次は車体を一旦置いておいて、前面の加工に入ります。
↓前面部品。ちゃんと前後作り分けられてます。
が…何かが違う。
取り説の記述によると、「左右窓が全体的に0.3mm程度下、貫通ドア窓は下辺のみ0.3mm程度下が最も似ている」とあります。
確かにそうかも。実車はもっとデコッパチな感じです。
でもなんか違う。そこ以上にヘッドライトが外に寄ってるような気がするんです。で、TOMIXのキハ130と並べてみました。
↓ガラにもなく悩んでみます。
これで判りました。寄ってるんでなく小さいんですね。たぶん。
という事でバクチ打ってみます。
↓何故かいっぱいあるこのパーツ。買い方考えた方が良いですね(苦笑)
トレジャータウンさんからリリースされているキハ183系用貫通扉です。
このパーツの上方に、この手の気動車用のライト部品が入っています。(本来、キハ183系お座敷車の妻面に使用するものです)
このパーツの大きさが、ちょうどキハ130のライトの大きさと一致しますので、今回はこれを使う事にします。
↓パーツがピッタリ嵌るように角穴を広げます。
テールライトはそのまま拡大、ヘッドライトは貫通扉に向かって穴を広げます。
↓穴とパーツの関係です。大きすぎると即アウトなんで慎重に…
結構な大穴を開けてますが、この穴には導光材が入る予定です。その表面にライトのディテールが載るイメージですね。その辺りは後ほど。
↓付属の幌枠を付けます。脱脂して瞬間接着剤でベタ貼りしました。
テールライト穴の大きさが違う…アウトな気もしますが、なんとか修正します(汗)
↓構体に仮合わせしてみます。かつて見慣れた160の顔になってきました。
たまたまこいつを見かけるとちょっと得した気分になったものです。
日高線だけでなく、朝一の追分行き等でもちょくちょく見かけました。
余計な話は置いといて、構体の一部が広げたヘッドライト穴から覗いてます。後の導光材装着の際の支障になりますので、該当部分を取っ払います。
↓黒くした部分を削り取ります。
↓削った後に裏から見るとこんな感じ。
きちんとヘッドライト穴をかわすように広げておきました。
今回の作業はここまで。3両並行作業してるんで、次の更新はしばらく先かもしれません…しばしご辛抱頂ければと。
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