カテゴリー「kitcheN・苫小牧D5603ベース 名古屋臨海鉄道」の記事

名古屋臨海鉄道 ND55216②

前回のボンネットに続き、台枠部分の組立です。

↓台枠部品。

Dsc07167

↓切り出します。強度的に厳しいので慎重に取り扱います。

Dsc07168

↓この部品も4つ切り出します。ステップの2段目になる部品です。

Dsc07172_2

ステップ部品が用意出来たら台枠を曲げていきます。

↓まずは側面部分を直角に起こし、端部をこのように処理します。

Dsc07170

ステップの後ろ側縦桟を写真のように折り込み、その後上部のステップを曲げます。

↓ステップ下段を曲げて

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↓先ほど切り出したステップ中段を差し込み、端梁を完全に曲げた状態で固定します。

Dsc07174

写真でも見えますが、この段階で折り曲げ部分の裏の角部に全てハンダを流しておきます。これでそれなりの強度が確保出来ます。

↓次に端梁のパーツを貼り重ねます。

Dsc07176

これ、少々問題がありまして…

↓仮合わせ状態です。

Dsc07177

ランボード前面の張り出し部分の逃げが確保されていない為、そのまま付けると外張りの部分全体が下にずれてしまいます。 テールライトの穴が内張りと外張りでずれているのがお判り頂けると思います。

↓そこで、パーツを切り欠いて逃げを作ります。

Dsc07178

上がそのまま、下が加工後。
高さ方向が0.5mmほど、幅が9.5mm切り欠きました。定規をしっかり押し当てた状態でカッターナイフを何度も滑らせて切断しています。

↓カットしたら、摺り合わせてハンダ付けします。

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↓次に出てくるのはこの部品。ランボード天板です。ぺらっぺらです。

Dsc07183

ぺらっぺらですがこれがあるとないとでは天と地ほど見た目に差が出ます。

↓正確に位置決めしてクリップで留め、ハンダを流します。

Dsc07184

手摺穴が6か所あるので、そこを基準に正確に合わせます。

これで台枠の基本形は出来ました。

↓動力と組み合わせてみます。このままですとカプラーが全く首を振りません。

Dsc07186

ここまで記述忘れてましたが、動力装置その他はKATOのDD13から持ってきます。最初に言えよって話なんですが…すっかり忘れてました(汗)

で、カプラーがこれではまずいので車体側に取り付けます。

↓今回の作例では幅5mmの角パイプを長さ4mm、高さ2mmに切り出してカプラー座としています。

Dsc07187

この辺りはキットでは考慮されてませんので、手持ちの材料で適当に作ります。

もちろん板材の積層でもOKです。

↓ こんな感じで取り付けました。

Dsc07188

↓適宜穴を開けてカプラーをネジ留めします。

Dsc07189

今回使用したのはKATOのEF66用ナックルカプラーです。余力があれば復元バネも欲しい所です。

↓こんな具合に出来ました。

Dsc07190

端梁の切り欠きが大きいので、もう少し何とかしたい所ですね。

↓カプラーの高さを確認します。

Dsc07191

↓テールライトも付けました。φ1,0真鍮パイプを植えています。

Dsc07192

次はデッキの手摺を付けます。

↓この部品です。ステンレス製ですが、かなり曲がりやすいので取り扱いに注意します。

Dsc07194

めっちゃくちゃ細いです。

↓適宜合わせて付けるだけなんですが、曲がってしまわないよう細心の注意を払います。

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↓ここまで出来ました。

Dsc07196

ここまで頑張れればもう少し。次はキャブです。   

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名古屋臨海鉄道 ND55216①

今回からは久々のマジメな?工作記事です。

↓ネタはこちら。

Dsc06888

今年のJNMAに、キッチンさんからリリースされたこのキット。

「苫小牧D5603素材」と銘打って販売されました。

苫小牧港開発のD56形、D5603~D5606をモデル化したものです。

↓これ。写真汚いですが、苫小牧時代の自前写真がこんなのしかないもので…

Dsc05710

苫小牧港開発線亡き後、各車散り散りになり、D5603は旭川の旭川通運で(これが1番原形に近いです)、D5604・05は海を渡ってND55213・216と名を変え名古屋臨海鉄道で、D5606は帯広の十勝鉄道にて、それぞれ活躍しました。現在は名古屋のND55213と216のみ稼働しているようです。

名古屋のみラジエーターグリルの仕様が異なりますが(オーバークール防止シャッターが撤去されています)、対応する部品が付属していますのでそちらにも出来ます。

むしろそっちの需要の方が多い気がする。

で、今回のこのキットが世に出されるきっかけですが、例によってこちらにてバラされてしまったので白状しますと。

去年、キッチン主任さんの北海道旅行にお供した際に下の写真の場所へ強制連行し…

Dscn3382

土下座…いやそこまではしてませんが、頼み込んで作って頂いたものです。しかも山のような実物資料での考証済みというおまけ付きで。本当にありがとうございます。

で、今回めでたく発売と相成りました。

お買い上げ頂いた皆さんにも深く御礼申し上げます。わずかでも自分の携わったモノが売れてくれるのはやはり嬉しいものです。ちなみに製造販売はあくまでキッチンさんですので、在庫等はわかりかねます。ごめんなさい。お値段は3500円です。

お買い上げ下さった皆さんのご参考になるかどうか、量産第1号のキットの組立過程をこれからご覧に入れたいと思います。

↓その前にせっかくなので。

Dsc06889

パイロットモデルです。ここから細部の仕様を詰めていきました。

さて、組立に入りましょう。

↓まずボンネット部分を切り出します。

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↓もちろん曲げていきます。

Dsc06891

実車は肩部のRがもう少し緩やかですが、折り位置で歪みやすかった為に少し鋭角に変更されてます。

裏側の折り目に合わせてしっかり曲げます。強度の低い側面点検扉部を歪ませないよう、ゆっくり慎重に行きます。

↓ボンネットを曲げたら、隅をハンダ付けする前にこちら。

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ボンネット天面のパーツです。

ボンネット周りでも、比較的熱の食いが大きい部品ですので先に付けてしまいます。

↓中央のふたは2枚重ねです。

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↓位置決めの凹みに合わせて裏から付けます。

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↓ラジエーターファンと後部のハッチも取り付けます。

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こちらは筋彫り以外のガイドがないので、慎重に位置決めします。

↓次に隅をハンダ付けします。

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後ほど削ってRを付けるので、3辺に多めに流しておきます。

↓次に側面の点検扉を付けます。

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こちらも天面のふた同様、容易に位置決め出来るようになっています。

しっかり保持して裏から付けます。間違っても浮いた状態で付けないようにしましょう。カッコ悪いんで。

↓付きました。

Dsc06898

若干ハンダのはみ出しがありますが、不自然な筋を消す意味でもこの位は流してやった方が良いと思います。

何で扉がわざわざ別張りなのか…扉上部のルーバーを見ると納得して頂けると思います。

次はラジエーターグリルです。

↓こんな部品。真鍮のグリル本体と洋白のふち取りの2ピース構成です。

Dsc07156

試作ではシャッター部に角度を付けるべく、かなりアグレッシブな作りwになってたんですが、発売にあたってはさすがに一般的な構成に改められました。

横格子のものが苫小牧をはじめとする北海道用、縦格子のものは名古屋用です。

↓こんな具合でラジエーターと枠を張り合わせます。

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↓これをボンネットに取り付けます。

Dsc07160

ラジエーター部品の上部左右に手摺用の穴がありますので、ボンネット側の穴ときっちり一致させて取り付けます。

北海道仕様のラジエーターシャッター付きにする場合、ちょっと立体感が足りない気もするので(冬場の全閉状態であるという解釈であれば全く問題ありません)ストラクチャー用のサイディング材を切り出して貼り重ねる等してみるのも一興かもしれません。後ほど試してみましょう。

↓次は手摺パーツ。

Dsc07163_2

↓所定の穴に差し込んでハンダ付け。

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扉上の長い手摺は、取付後に45度上方に曲げます。

↓まずボンネットが出来ました。

Dsc07166

次回は一番大変な台枠部分の作成です。   

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